S2最終862位 R2033 拘りガブリアスは地を穿つ

始めに

皆さんこんにちは。S2そしてシリーズ1お疲れさまでした。

前期は最終3桁を取れませんでしたが、今期ようやく取ることが出来たので構築記事を書かせて頂きます。

構築的に完成度が非常に高いわけではありませんが、最終日に1000位台で奮闘した上振れ一切無しの超ド対面構築です。

構築紹介の後にテラスタル、シリーズ1の感想をつらつらと書いておりますが、お時間のある方は見ていってください。

最終862位 R2033 TNぺいぺい

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構築コンセプト

・地面テラス鉢巻ガブを沢山選出させてあげたい。

・数的優位を保ちながら、徹底的に逃げ切るド対面構築。

 

使用構築

意地鉢巻って書いてるのにガブは陽気です()

最終日にマリルリ→セグレイブにした龍2(3)+鋼3というキモキモ構築です。

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構築経緯

地面テラスの鉢巻ガブで浮いてないポケモンを破壊していきたい。

 

②浮いてるポケモンにテラス込みで(カイリューロトム、サザン等)圧力、致命傷を叩き込める眼鏡アナライズジバコイル採用。

 

③対面的な並びにテラス込みで圧力を掛けていけるチョッキドドゲザンを採用。

 

④⑤ドドゲザンと相性補完が良く入れ得なカイリューサーフゴーを採用。

 

⑥鉢巻ガブ、ジバコで盤面を荒らした後、アクジェの縛りを相手に押し付けながら腹太鼓で相手に圧力を掛けられるマリルリを採用。

 

⑥´マリルリだとどうしてもカイリュー、ラウドのような耐久ポケモンをクッションにされ、しかも上から殴られて肝心の役割対象に削りを入れられない事が問題であった。

最終日深夜でどうしようも無かったのでセグレイブミラーに最悪50%で勝てて、他のドラゴンにも圧を掛けられ、テラスの匿名性から受けの選出を若干躊躇させられる襷陽気セグレイブを採用。

ジバコイルサーフゴーカイリュードドゲザンセグレイブ

 

選出

その都度感覚で変えているが、竜+鋼+フェアリーの並びを作り最低限のサイクルが回せるように(不利対面で交換が出来ないのような展開にならないように)気を付けた。

(勿論この並びで選出できない時もあったが、やはり立ち回りは窮屈であった。)

ドドゲ(妖テラス)+サフゴ+カイリュー(前期11位の方の並びを参考にしました。)

ガブ+ジバコ+マリルリ

 

最終日のセグレイブを構築に入れた後はガブ@2(ジバコ、セグレイブ、サフゴから2体)の対面選出を取った。

 

深くは考えなかったのだが、例としてアタッカーを妖テラス化させて鋼+龍+妖でサイクルするのが、テラスタル環境の一つの正解なのかもしれない。(前期11位の方の構築を使ってみて思いました。)

 

個体紹介

ガブリアス@鉢巻(地面テラス)鮫肌

画像183-182(252)-116(4)-×-105-169(252+)

地震 逆鱗 アイヘ 瓦割

 

主要な相手へのダメ計(すべて陽気で計算)

ガブリアス:183-116(B4振りガブリアス)に対してテラス地震81.25%で一発

→同速に勝てば粉砕できる。地面テラス以外なら同速に負けても一発耐えてワンパン。

 

サザンドラ:167-111(B4振りサザンドラ)に対して瓦割が88.9-99.5%のダメージ

→少しでも削れば瓦割圏内。

 

サーフゴー:175-115(H100振り=臆病サフゴのシャドボ耐えの耐久ライン)

に対して逆鱗が51.56%で確定2発=受けだしを許さない。

 

ウルボ♂のこだわり色ガブリアス。超かっこいい。

本構築の軸であり、足枷である。(?)

技範囲を取ってなるべく選出できるようにした。

(強いて言うならば、アイヘはあまり打たなかった。)

 

テラスを初手から切れればかなり強いが、初手テラスタルは相手視点必ずケアしないと試合が崩壊するので裏で地面の一環を切ったり、マスカーニャ、ゲンガー、ドラパなどのガブより早い対面ゴマを当ててくることが殆どで初手からは通しにくかったと思う。

正直陽気と意地どちらがいいかはわからないが、試合の詰めでミミやサザンに抜かれてるか否かを考えながらプレイするのは非常にストレスだったので、最終日は陽気で使った。

 

最終日付近にこいつにテラス切らなくても普通に強くね?ってことに気付けたことが対面構築相手にそこそこ勝てた要因の一つかもしれない。

 

ジバコイル@眼鏡(飛行テラス)アナライズ

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169(188)-67-135-200(252+)-110-89(68)

(ブラッキーに受けだす回数が割と多くなるので、A0推奨。)

S:4振りアーマーガア抜き抜き

C:特化 

H:余り

10万 ボルチェン 徹底抗戦 テラバースト 

 

拘りまくっている構築の潤滑油であり、自らもエースになれる仕事人。

テラス込みで対面性能が破格に上がるポケモンである。

初手に投げて一体持っていくか致命傷を負わせて確実にセグレイブ(マリルリ)、ガブリアスの圏内に入れていく。ヘイラッシャに明確に強い。

環境にあまりいなかったが物理環境ということもあり、デカヌやロンゲの起点作成を徹底抗戦でワンパンできるのも偉いポイントは高い。

ステロ環境なので、テラス切った後のステロが痛い点は若干しんどい。

 

終盤は積みエース(パルシェン、セグレイブ、クエス等)が多かったので、テラスを使わずにストッパーになり得る頑丈も一考の余地がある。

 

 

ドドゲザン@チョッキ(妖テラス)負けん気

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アイヘ 不意 ドゲザン テラバ

テラスでサイクル加入出来つつ不意打ちの縛りが出来たりして器用なポケモンだと感じた。

中盤らへんはドドゲカイリューサフゴでくるくるしてたが、セグレイブに全破壊されて信頼度は落ちていった。

構築単位でウルガモスが重かったり、役割対象のドラパが炎テラスを切ってきたりしてきたので終盤には動かしにくさを感じた。最終日は一回だけ選出した。

 

 

 

 

サーフゴー@スカーフ(鋼テラス)黄金の体

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175(100)-58(A0)-115-196(204+)-111-130(204)

ゴルラ シャドボ トリック 自己再生

S:準速ドラパ抜き

H:16n-1

C:残りを特化させた。

 

 

構築にいるだけで偉いポケモン。調整は前期結果を残された方の記事を参考にしました。

最速ドラパを切っているがそれを差し置いても試合終盤の詰め、崩し、補助技の回避=疑似的クッションの役割を果たしてくれて偉かった。

龍舞カイリューのストッパーとしてA.S+1の状態でトリックして被害を最小限に抑えようとしたが、飛行テラスとノーマルテラスで立ち回りが全く異なるので、そこの再現性の高さはもう少し工夫の余地があったと思う。

命中不安の技を採用したくなかった(気合玉×)+よく見るブラッキーに対してラス1でトリックを入れた後に確実に勝ち切れるように自己再生を入れた。そもそもドドゲザンをサーフゴーで見るつもりは無いのでこれでよかった。

初手対面、サイクル下での奇襲性能、飛行テラスがメジャーである=テラス択が生まれやすいのが面倒。等の点も考慮してゴルラの威力の底上げとして鋼テラス採用。

生きる場面は少なかったが、不毛なテラス択による負けを極力減らして自分の立ち回りを反省できたという点でも間違っていなかったと思う。

 

NNはサーフゴーのおけつがつるつるだから。(彼女発案)確かに!と思って気に入ってる。

 

 

カイリュー@ゴツメ(妖テラス)マルス

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191(196)-125-156(212+)-120-120-113(100)

S:最速ドドゲザン抜き

HB:???

よくある調整をパクったやつです。

最終日は1試合しか出さなかった見せポケ。

上手く使えなかった(´;ω;`)

詰みを流せるドラテ型とかも使えば良かったかなーとか思ったりしていた。

こいつが選出画面にいるお陰で相手に対策を強要させていたので、まあ結果的に良かったのかなとは思っている。

 

 

 

セグレイブ@襷(地面テラス)熱交換

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191(4)-197(252)-112-×-106-152(252+)

巨剣 氷柱 礫 地震

最終日に初手の対面ゴマに対して数的有利が取れずに勝てな過ぎて脳死で入れた。再戦でなければ、テラス込みで圧が半端ないのでマジで強かった。対面構築には入れ得のポケモンである。ミラーは気合で解決しようと思っていたが、結局そのような対面になることはなかった。

テラス、技構成は所説ある(電気ならラッシャとかアマガみれるよなーと思ってたが、なんか出てこなかった。)

ある程度耐久に振っているセグレイブならば、意地鉢巻地面テラスガブの地震をいい乱数で耐えるというあり得ない対面性能を持っており、最終日にマジで心が折れかけていた。敵にした時のセグレイブの匿名性、圧力はこの環境の中で唯一無二だと改めて感じることが出来た。

 

没ポケ

マリルリ@オボン(テラス水)力持ち

204(228)-112(252+)-101(4)-×-101(4)-73(20)

A:特化 

H:オボン最大効率 

残りをBDSに振り分け

アクブレ アクジェ じゃれ 腹太鼓

構築段階で先に決まったガブ.ジバコ.ドドゲ.サフゴ.カイリューの並びはセグレイブとかいうぶっ壊れポケモンの技範囲により少し削られただけで縛られてしまうし、何なら

「地面テラスを切られるとこちらのドドゲ、ガブがテラスを切っても勝てない=テラスを切っても一体でこいつを止められない」

という事実に気づいた。

そもそも襷セグレイブもいて立ち回りが安定しなかったので、死に出しor礫のタイミングでマリルリを着地させてアクジェで縛ってますよ?と圧かけながら腹太鼓を押すムーブが強かった。(願望)チョッキ持ちも多いので、バレずらかったと思う。

追記:最終日は結構腹太鼓型をケアされる動きを取られたと思う。

 

S2を終えてシリーズ1の振り返り

地面テラス鉢巻ガブリアスを入れた構築で勝ちたい!というよく分からない信念で潜りまくってた。

浮いてるポケモンが多すぎて、環境的に厳しい向かい風な状態ではあったが、テラス切らなくても十分やれるなということに気づいてからは活躍を沢山させてあげられたのでこのルールはもう十分かなと思う。

ただ、ガブサフゴ対面でテラス、引き読みの逆鱗押したりする等の読み(状況によっては願望プレイでもある)を通さないと行けないのは若干不快であるし、こいつを軸で採用しなかったらもっと面白い対戦が出来たのかなとも思ったりするが、結果論である。何より自分の中で拘りを持ってポケモンをするのが初めてであり、そういう中で一応最終三桁を取れて達成感はえぐい。。。

 

S1とS2での対戦の取り組み方の変化として、とにかく色々な人に相談をしながら構築の微調整を行っていった。やはり新ルールでどういう構築の組み方、メジャーなポケモンへの対策の仕方があるかなどは個人での思考に限界があると早めに気づけて良かった。

恥ずかしがらず、面倒くさがらずにDMでお話を聞きに行く、という謙虚な姿勢を剣盾で結果を出してから忘れていたのでそこにも気づけたのは一つ成長だったかもしれない。

また、S1は対戦数の割にダメ計を全く回さなかったが、S2は鬼のようにPCに齧り付きながらダメ計を回していたので型判別、詰めを丁寧に行うことが出来て良かったと思う。

(バンビーさんもダメ計しろ!!!って仰ってましたね。)

 

 

Special Thanks!!!

Twitterで応援、アドバイスしてくださった方

(特にゆぽんさん、あとゆうたさん、その他大勢の方)

→ガチで最終日の昼に涙啜りながら潜ってたので、メンタル戻れました。本当にありがとうございます。

 

・構築相談を快く引き受けて下さった沢山の方々。

(256さん、だみさん、3桁窓の皆さん)

→折角提案して頂いたポケモンを結局使わないという暴挙に走ってしまった訳ですが、お話してるだけで色んな粗が見つかったりメンタル的に落ち着くことが出来たのでお話して頂けただけで有難かったです。有難うございました!

 

S3はもう始まっていますが、私生活を優先しながらポケモンしようかなと思ってたり、そもそも環境理解が追い付いてなかったりするのでポケモンをする時間は今月と比べて控え目になると思いますがTwitterで仲良くして下さってる方は改めてこれからもよろしくお願いします。

 

書き漏らし、説明が微妙な所は加筆、修正するので一報頂けると幸いです。長文、駄文を最後まで読んで頂き有難うございました。