【S13,最終138位,R2053】破壊BIG6〜i luv u 6a6y 〜

はじめに

始めましての方は見ていただいて有難うございます。

いつも見てくださってる方もいつも有難うございます!

ぺいぺいと申します。S13お疲れ様でした。

レートと順位更新が出来たので、記念に記事を書きます。

(S14も同じ並びで潜っていたので、加筆修正を加えました)

 

終結

S13

TN ぺいぺい 最高201× 最終尾張

TN Paypay      最高202× 最終尾張

TN i luv u 6a6y 最高最終2053  最終138位

S14

構築経緯

使用構築

S13

 

①軸の設定

前期同様自分視点だけ炎、水オーガポンに明確な有利関係を持ち、有象無象に対して破壊性能を持つ鉢巻パオジアンを軸として採用

(ここで明確な受けを採用すると選出画面からパオの持ち物がバレる可能性を考慮して、対面の中で最低限のクッションを採用して戦うことを考えた。)

 

②,③軸のサポート

パオカミウーラの対面選出が神7(カイリューサフゴパオカミウーラガポンクマ)の対面構築に最低限戦えそうだと考え、カミとウーラの型を考えた。

 

初手に拘ったパオで破壊した後に死に出しで出てくるブエナカミを最悪同速(電気テラ非考慮)勝負に持ち込み、電磁波で機能停止にして裏のポケモンで縛りに行くことができるという思考から最速電磁波カミを採用。

ラオスはパオが出オチしてしまった時の後発からの破壊、低速サイクルの崩し、ゴツメの処理ルートの否定の役割を担うパングロ剣舞水テララオスとして採用した。

 

④⑤⑥中速〜低速サイクルの否定

ここまでの選出はスカーフ高火力(ラオス,イーユイ)+パオカミ受け(バレル,ラッシャ,ランドetc)を選出されると非常に面倒であり、対面で無茶な技選択を複数回強いられることになり勝率が安定しなくなる。構築を切れない程度には環境に存在していたのでサイクル勝負をこちらも臨むことで対策とした。

ディンカイサーフの王道のサイクル構築がある程度幅広い中速ポケモン(何してくるかわからん奴ら)の並びに戦えそうだと考え、採用に至り結果的に旧BIG6構築が完成した。

 


個体紹介

被りは簡潔に

パオジアン 悪テラ 鉢巻

氷柱,不意,砕く,ファング

意地AS252 B4

ガチ破壊ポケ。今期もこいつの火力に魅せられてしまった。

オガポに明確に強く、行動保証の無いラオスも想定外の火力で幾度と無く破壊してきた。

拘りが分かるのが明確に弱いが、そこをどう解決していくかという所がこのポケモンの弱みであり面白い所であると思う。

パオミラーは聖剣の出オチだけは避けたいので、テラス砕くを選択していた。

(相手も聖剣ケアでテラスしてくれれば、噛み合って破壊できたが、切ってくれればラッキー、無理でも1発は耐えて相手の型を判別できるので、次の技選択に繋げられると思って割り切っていた。ただし、珠以上の火力の聖剣はテラスを切っても耐えないので、再戦で勝つということで対策とした。)

 

ちなみに最終日は死ぬ程上から蜻蛉されて😭って顔してました。

 

 

ハバタクカミ 妖テラ ブエナ

ムンフォ,祟り目,電磁波,甘える

臆病 H68 BD4 C180 S252(どこかで使った最速カミ。)

ガチ地雷枠であり、上振れ枠であり、この構築の潤滑油。こいつがいないと試合が崩壊する。

テラスを切り拘ったパオの裏から出てくるブエナカミを本構築は受ける事が出来ない。

よって相手側はムンフォが大安定であり、後投げして電磁波を撒き散らした。

(後発の舞orスケショカイリューも同様に電磁波を撒くことで対策とした。)

同速勝負相手も自分もしょうもねーよなとは思っていた()

対面構築の並びでカミの電磁波を止めようとすると、引いてガチグマで無理やり受ける+カミのブエナを解除しないといけ無いので引きにくい。

そもそもこの環境でブエナカミのテラスを考える際、最速であれば火力の妖orステラ,HBならラオスを止めたいので水が多く、電気テラは少ないであろうとテラスによる電磁波拒否に関しては割り切った。

(水等倍テラスだと+2アクジェが致命傷)

テラスは後発の剣舞ウーラオスを止めるために水にした方がいいか、かなり迷ったがもしもの削り残しや火力増強の役割を持たせるために妖テラのまま変えなかった。

そもそもカミにテラスを切る展開を選出段階で想定していないので、なんでもいいと思っている。

 

 

水ウーラオス 水テラス パングロ

水流,アクジェ,ドンチ,剣舞

意地A228 H204 B68 D4 S4(前期の流用個体です。)

剣舞を積めると水ラオスミラーに強く(雷パンチやめて)

カイリューですら破壊してしまう。(こともある)

数的不利を取られると捲り返しにくいので、なるべく数的同数を保ちながらこいつを着地させるか起点を作り、着地させることが重要だと感じた。

 

最終日はあまりミラーになることがなく、あったとしても電気テラカンチを切られてオワオワリでした。

 

ディンルー 水テラス オボン

ヘビボン,ステロ,カタス,飛ばし

腕白 H212 A4 B116 D168 S4

 

調整はどこかの構築記事をパクらせていただきましたが、調整意図完全に忘れました()

調整は文句無しの最強でした。

ラオスを明確に意識した水テラス。イーユイにも気持ち強め。

(だと思ってたけど、電気パオに永遠と破壊されて悲しかった。毒で良かったのかなあ。。)

 

ディンルー展開はステロからの展開を取る際、テラスを要求されてしまい後発のポケモンが非テラスで展開をとらなければならない事が多く、非常に苦手だった。

しかし、水テラスディンルー+カイリューサーフゴーのサイクル兼対面選出を取る事で最強になれると感じた。(今更かよ)

技構成について

ラオスに対してカタス+カイリューのゴツメ+神速の縛りを取ることができる点から

カタスは個人的に必須だと思った。

ステロ,飛ばしも相手に不利なサイクルを強要させることが出来るので個人的には必須。

ヘビボンは先発カミの選出を取られることが少なかったので、地震でもいいとは思ったがカイリューの削りを入れられないのもどうなのかなと一考の余地有り。

今期使ってみた感想

何でも1発耐えてステロを撒く+カタスで削りを入れられるようなポケモンでは無くなり、火力のあるアタッカーの型に対応するため、出した試合の殆どでテラスを切らされることになった。アンコや挑発のような搦手にも弱く、環境的には逆風であった。上手い人は試合段階で切るべきか切らないべきかを考えていると思うが、勿論まだ全て見通せてはいないと思っている。

 

ディンルーが高速再生技を持っていないので、展開を作ってカイリューサフゴに引いた後に受け出すことがほぼ不可能になる。数的同数を保ちつつ、ステロ展開からサイクルへ移行する際にクッションとして役割が変わるわけだが、どこまでHPを削っても良いかというHP管理の難しさがディンルーの非常に難しいところでもあると思う。

 

 

 

カイリュー ノーマルテラス ゴツメ

神速,地震,アンコ,羽

意地 H212 A252 BD4 S36 (ミラー気持ち早めのガチ特化)

ガチ特化+アンコ+ゴツメ→最強

有象無象の物理アタッカーの安定択に対して後投げをすることで神速圏内に入れる。

ステロを撒かなければガチで最強のクッション兼詰めになり得る。

受けルのヘイラッシャに対しても相手が攻撃してるのに相手のHPが削れるという面白いことが起こり、結構受けルにも抗えた。

 

アンコールという技をカイリューで最大限活かすためには、持ち物とのシナジーが不可欠であると考えており、残飯orゴツメの二択かなと思っている。

残飯のメリット:マルスケ+残飯による確定数ずらしで相手の詰ませにより強力。

電磁波+渦がメジャーだと思うが、本構築ではプレイヤーのスキル的な問題と構築的にブエナカミが詰みエースになれないので、何かを通すという展開選出が取りづらく採用を見送っている。

 

ゴツメのメリット:対物理に特化して強く神速+ゴツメによる対面的な殴り合いが強力である。

 

最終日のプレイヤーはみんなステロ撒いてきて、サイクルしにくかった。

 

サーフゴー 鋼テラス 眼鏡

ゴルラ,シャドボ,10万,トリック

控えめ H68 B4 C148 D36 S252(前期の流用です)

 

サイクルを取る中で鋼,霊によるサイクル耐性とメガネによる無類の破壊性能を持つ。

対受けルにはサイクル下で受け出してきたドヒドに頑張って10万を当てて、次のサイクルのゴルラを受からないようにすることで対策とした。

調整に対しては一考の余地あり。対面選出にも組み込むのであれば、相手のオガポ、カミ、水ラオスとかのいずれかに対してテラス込みで対面勝てるような調整とテラスを考えるべきかなと思ったが、結局前期の流用個体を使ってしまった。

 

 

 

基本選出

基本的には以下の2パターン


→VS対面構築(神7;カイリューサフゴパオカミウーラガポンガチグマ)

(初手の認識の違いやテラスによる破壊,カミの電磁波によるコントロール+上振れ)

 


→VSサイクル構築、受けル

(頑張る。ディンルーのHP管理怠ると負けることが多かった。)

 

派生;

→後発ブエナカミで試合終了するので、カミがいないのが絶対条件であり、種族値低めの構築や展開系に対して先に数的有利を取り、カイリューマルスケ+アンコ+神速やサフゴのトリックで機能停止にさせるプラン。

 

カイリューマルスケ+アンコ+神速やカミの電磁波等で相手の展開を止めに行くプラン。初手パオがテラスを切らなくても良さそうな展開だと後発のポケモンも多少火力があるので、破壊できる。

 

→結構無茶な選出で、終盤は殆どやっていなかった。この選出をするということはキョジオーンでサイクルをすることがわかりつつもサフゴを誘われている時。勝率は当然良くない。

 

対応が難しかったポケモン

カミ→頼むから電磁波を当てさせてくてと懇願。

 

初手アタッカーカイリュー→割とガチで全部択でマジで???だった。意気揚々と飛行テラ切られた時に限って鉢巻砕くで突っ込んでる等プレイングが歪まされた。マジで相手次第。

 

パオジアン+ヒスイヌメル→パオが強烈に水ラオスを呼ぶので出したくなるが、パオを処理した後に死に出しで立てこもるを押されると詰む。パオの選出順番を変えられるとこちらのテラスの有無で処理ルートがかなり減ってしまい、処理に非常に手間取った。というかこの並びは無理です。(最終日一回も当たらんかった😭)

(そもそも襷パオの氷柱怯みと零度、剣舞電気テラス等を考慮すると初手からディンルー展開取りたくないし、パオミラーもこちら側が弱いのでこの構築では襷パオが重いです)

 

キョジカイリュー+ガポン,水ラオス等の並び→パオラオスの並びでキョジオーンをゴリ押したいが、取り巻きがパオやラオスに対面勝てそうな雰囲気のポケモンだと、選出を迷ってしまう。プレイング依存なので、上手い人には勝てませんでした。

 

そもそも論ではあるのですが、最終日手前までは自分側が噛み合わせて勝っていたけど、最終日は自分が噛み合わされていたって雰囲気だったので、最終日の環境把握出来ずに勝ちきれなかった+シンプルに周りの順位帯の人が強かったです。同じ順位帯の人と当たっても勝てるように頑張るぞ😤

 

課題

鉢巻パオを軸にしてたので、パオの型は変えたくなかったし、対面選出で苦手な並びをディンカイサーフで対応するという発想自体は良かったけど、無理やりサイクル回さないと。。。って思考になってたのが良くなかった。まだまだ練度、実力不足でした。

 

 

 

最後に

頑張って書いたつもりだけど、ちゃんとまとまってなさそうです。ごめんなさい。

ハンネTNで2ROM潜っても碌なことならんなと思ったのでちゃんと潜るROMは考えるべきだなと思いました。最終日はなんとか3ROMあったから全ROM爆死防げたけど、プレイングが雑になってたり、準備していた構築が少なすぎた事とかまだまだ自分にできる取り組み方があるよなーって思った。

とりあえずは直近の目標だったレート2050と若干の順位更新ができて良かったです!

まだまだ最終2桁は遠そうですが、自分に出来ることコツコツ積み重ねていきます。

最後まで見て頂いてありがとうございました。

 

ちなみに3ROM目の由来はこちら

King Gnu 「SPECIALZ」より